年金受給者への提言・お願い

年金受給者へ


今後、国民年金・厚生年金・医療費の自己負担はどうなるのでしょう?
テレビ等のマスメディアでは厚生労働省・社会保険庁のミスばかりを報道していますが、私たち国民も自助・自立の精神忘れ去ってはいないだろうか?。
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『恥を知る』民族と言われた我ら日本人。


恥を恥と思わない日本人が増えていると感じるのは私だけでしょうか。
  • 給食費を、払えるのに払わない。
  • クレーマーと言われる種族の増加。(2017年現在→モンスターペアレントに成長、悪化。
  • 虚偽申告で、生活保護を受給。
  • ささいなことで救急車を呼ぶ。
  • などなど・・・・

傘かしげ』という言葉をご存じでしょうか?
雨の往来で行き交うとき、前から来る人の傘と傘がぶつからない様に、相手と反対側に傘をかしげてすれ違う所作のこと。
人口百万を超す世界有数の都市だった江戸では、混雑の中で暮らす「江戸しぐさ」と呼ばれる知恵を持っていた。
 狭い道ですれ違う際、肩が当たらないようにすっと引く「肩引き」や、「拳腰浮かし(こぶしこしうかし)」。渡し舟で込んでくると、拳を突いて腰を浮かし、詰め合った。密集して住む都会では、いろいろな意味で、他人に迷惑をかけないように、譲り合おうという精神があった。
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他人への心使いを忘れて、あるいは心掛けないで「私は他人に迷惑をかけていない」と思いこんでいる人たちが増えているように感じています。
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現在の年金受給者は過去の自己負担額は低かった割にそこそその年金を受給されています。
ならば、少しでも子孫に借金を減らす、少しでも負担を減らす「生き様」を心がけるべきだと思いませんか?
(昭和45年の自己負担率 - 約25%、平成15年の自己負担率 -約47%)
厚生年金の保険料料率(%)
保険料改定時期 保険料率(%)
  男子 女子
昭和17年6月 6.4  
昭和19年10月 11 11
昭和22年9月 9.4 6.8
昭和23年8月 3 3
昭和35年5月 3.5 3
昭和40年5月 5.5 3.9
昭和44年11月 6.2 4.6
昭和48年4月 7.6 5.8
昭和51年8月 9.1 7.3
昭和55年10月 10.6 8.9
昭和60年10月 12.4 11.3
平成2年1月 14.3 13.8
平成3年1月 14.5 14.15
平成4年1月 14.5 14.3
平成5年1月 14.5 14.45
平成6年11月 16.5 (男女同一)
平成8年10月 17.35 (〃)
平成15年4月 前年、消費税5%に。 13.58 (〃)
平成18年10月 14.64 (〃)
平成21年10月 15.704 (〃)
平成29年9月以降 18.3%で固定化予定

高齢者が増え続けていることを知っていて、年金受給者が増えている(H21で 53,630,000人、H26→6,988万人)ことも知っていながら、安穏と暮らす年金受給者も多い。
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年金を受給しているのならせめて身心の健康にだけは留意し、極力医療費を無駄使いしないよう心がけるのが人としての務めではないでしょうか。
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そこそこの年金を受給しているのに関わらず、自己の怠慢から様々な疾病を招き、その治療に税金をタップリ浪費していることに気付いて欲しい。
気付いているのに関わらず、『自分だけは許される』と思っているのでしょうか?
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問いたい。
あなたが無駄な医療費や年金を受給し続けることが、あながが最も愛する子や孫、子孫を不幸にすることに気付かないのですか?!
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高齢者が集まると、
  • あそこが悪い、ここが悪い
  • 今日はどこどこの治療院に行った。
    一日600円だから、暇つぶしに通っている。
  • 病院でいろんな薬をもらうが、飲みすぎが心配だから、捨てている。
  • 家にいると退屈だから、病院で暇をつぶしている。
などの会話を聞くたびに悲しく思います。
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自助論


序文の「天は自ら助くる者を助く」という言葉は有名ですね。
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『自助論』の中でサミュエル・スマイルズは、このように言っています。 『自分で自分を助けようとする精神こそ、その人間をいつまでも励まし、元気づける
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自助論は『西国立志編』として、当時幕府の留学生だった中村正直が翻訳。1871年(明治4年)7月に日本で出版され、当時の知識人に大きな影響を与え、明治時代の終わりごろまでに100万部以上も売り上げた名著。
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内容は、
  • 邦国および人民のみずから助くることを論ず
  • 新械器を発明創造する人を論ず
  • 陶工三大家、すなわちパリッシー、ベットガー、ウェッジウッド
  • 勤勉して心を用うること、および恒久に耐えて業をなすことを論ず
  • 幇助、すなわち機会を論ず、ならびに芸業を勉修することを論ず
  • 芸業を勉修する人を論ず
  • 貴爵の家を創めたる人を論ず
  • 剛毅を論ず
  • 職事を務むる人を論ず
  • 金銭の当然の用、およびその妄用を論ず
  • みずから修むることを論ず、ならびに難易を論ず
  • 儀範(また典型という)を論ず
  • 品行を論ず、すなわち真正の君子を論ず

欧米列国から侵略されることなく、隷属されることなく独立国家として歩みだした日本の指導者たちに多く読まれ、「自律自尊」の精神を持って国作り、家庭作りに応用した。
「武士は喰わねど高楊枝」の言葉もあるように、『施しを恥』と感じる心意気を持っていた日本人はどこへ行ってしまったのでしょうか。
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他に頼る前に、自身で行うべきことを行う』に再度目覚めよう。
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